みなさん、こんにちは!
たまさんマネーのたまさん(@tamasan_money)です!
いきなりの質問になりますが
あなたは『アパート』と『マンション』の違いは分かりますか?
どんな違いがあるのか理解しないで、お部屋探しをしている人が多いのではないでしょうか。
先に結論からお伝えします。
『アパート』と『マンション』の違いは構造です。
さて今回は、元不動産会社勤務の筆者が具体的にアパートとマンションのメリット・デメリットと概要を説明していきます。
元社員だからこそ知っている物件選びのポイントなんかもお伝えしていきます。
しっかりと理解して、後悔しないお部屋さがしをしましょう。
『アパート』と『マンション』の違いとは
実は法律上しっかりと区別されていない
冒頭でもお伝えしたように、アパートとマンションの違いは構造です。
しかし、実は法律でしっかりと「○○構造は、マンション」「△△構造は、アパート」と定められているわけではありません。
なので、オーナーさんや不動産屋さんで多少の呼び方が変わる部分があります。
しかし、ある程度業界の中では構造でマンションとアパートを区別しています。
不動産業界の一般的なアパートとマンションの分け方
アパート |
|
マンション |
|
基本的には上記のように4つの構造があり、木造と軽量鉄骨造(プレハブ造)はアパート。
鉄骨鉄筋コンクリート造と鉄筋コンクリート造はマンションと分類しています。
それぞれ簡単に解説します。
建物の構造の特徴(メリット・デメリット)
木造(W造)
文字の通り、主に木材を使用した住宅になります。日本で半分以上を占める構造です。
- ほかの構造に比べて安価に建てられるため家賃がマンションより安い
- ほかの構造に比べて耐久性が低い(危険という意味ではありません)
- 吸湿性・吸水性が高く日本の気象条件に合う
- ほかの構造に比べて火災に弱い
- ほかの構造に比べて遮音性は高くないものが多い
軽量鉄骨造またはプレハブ造(S造)
鉄骨を使っていて、なおかつ鋼材の厚さが6mm未満の構造を「軽量鉄骨造」といいます。
- 耐震性、耐火性、遮音性、耐久性が木造と鉄筋コンクリート造の中間
- 建築費用が安く、品質が安定している
- 木造に比べて通気性や断熱性があまりよくない
鉄筋コンクリート造(RC造)
鉄筋とコンクリートを使って作られた住宅を鉄筋コンクリート造といいます。
- 建物の強度が高く耐震性に優れている
- 火災に強い
- 気密性が高い
- ほかの構造に比べて遮音性が高い
- コストが高い(同じ広さの木造に比べて家賃が高くなる)
鉄筋鉄骨コンクリート造(SRC造)
RC造に鉄骨(S)が入っている点が違いです。
細かく言えば違いはあるのですが基本的には鉄筋コンクリートの特徴と大きくは変わりません。
今回は建てる側ではなく、住む側としての特徴を伝える記事のため割愛します。
アパートの特徴
アパートのメリット
- 家賃・管理費が安い
- 木造は自由度が高いため、ロフトがあったりする
とくかく費用が安く抑えられるのがメリットです。
同じ立地で、同じ広さでアパートとマンションがあったら確実にアパートのほうが家賃が安くなります。物件によっては5000円~1万円近く家賃が変わることもあります。
マンションは、エレベーター・防犯カメラ・管理人などの豪華な設備の維持費、高コストの建築費を考えれば差がでるのは当然です。
余談ですがオートロックは特に女性に人気の設備で、最近はアパートでもオートロック付という物件が増えています。
そして最近は、オシャレで高機能なアパートも多いんですよ?
例えば、ロフトもハシゴじゃなくて、メゾネット風の階段になっていたり。
そんなデザイナーズアパートが私の働いていたエリアにはあって、そのシリーズの物件は大人気でしたね~!
アパートの割に値が張りましたが…。世の中うまくできています(笑)
アパートのデメリット
- 遮音性が低い
一番気になるのは遮音性ではないでしょうか。
木造はマンションに比べると遮音性が低く、それを気にするお客さんが多かったです。
アパートを選ぶときに遮音性が気になるようであればこんな考え方もできます。
【人の音が気になる人】
- 最上階にする
- 角部屋にする
最上階にすれば上に住人がいないので、音が聞こえることが当然減ります。
もちろん、横からの音はすることもありますが、圧倒的に音が聞こえるのは真上の住人の足音、物音です。最上階にすることである程度物音を回避することができます。
そしてさらに角部屋にすることで、お隣さんの部屋と繋がっている面を減らし、音が聞こえるリスクを軽減することができます。
物件の世帯数や、形によっては4面角部屋という物件もあったりするんですよ!(1フロア2世帯で、真ん中に階段があるetc)
【人に音を出してしまうのが心配な場合】
- 1階を選ぶ
人の生活音がするのはあまり気にしないけど、自分が人に迷惑をかけてしまうのを恐れている小心者のタイプのあなた!
これ私もです(笑)
1階って防犯上嫌がるひともいますが、今は物件によっては防犯シャッターついてますし、重い荷物を持って階段上る必要ないし、下は地球なので音もそこまで気にしなくていい。結構おすすめです(笑)
冬、1階は2階に比べて底冷えしますが、最上階も夏はめっちゃ暑くなるので、どっちをとるかは好みですね!
マンションの特徴
マンションのメリット
- 遮音性、耐震性などが高い
- 豪華な設備
- 住民が多いため特定されにくい
遮音性はアパートに比べて高いです。音がめっちゃ気になる人は、マンションにしましょう。
マンションは、オートロック・エレベーター・管理人・耐震性・景色が良いなどマンションならではのメリットもたくさんあります。
あとは部屋数が多いので部屋が特定されにくいなど、セキュリティー面でのメリットもあります。女性は特に気になるポイントだと思います。
マンションのデメリット
- 家賃・管理費が高い
これ以外に大きなデメリットは感じません。
ただ家賃の高さは気になります。段々とお部屋をみていくと新しくて、おしゃれで、設備の整った物件が良くなってきます。
当初予定していた金額ギリギリ、なんなら最初に決めた上限を超えた物件をかんたんに選ぼうとする人がいます。
引っ越したあとの生活のことも考えて、あまり贅沢になりすぎないようにしましょう。
本当に必要な設備なのか、一度冷静になって検討することをおすすめします。
その時に、こだわっていたことも冷静になってみると案外「まあ、ここは我慢するか」となる条件も多いです。
営業の方も、商売なので煽ってきますがちゃんと納得してから決めることをおすすめします。
とにかく家賃貧乏にはならないようにしましょう!
お部屋の更新料など維持費も結構かかります。下の記事を確認して、維持費の支払いや貯金もできるような家賃に収めましょう。
あまりアパート・マンションという区分にこだわりすぎない
ここまで、アパートとマンションの特徴について書いてきたことをひっくり返すようですがお部屋を見に行くときにあまりこだわりすぎないようにしてください。
できれば、アパートとマンションの両方をみにいくことをオススメします。
「希望と合わないからみない」ではなく、見比べることでみえてくることが絶対あります。
構造だけでなく、物件の管理会社や住民の質も非常に大事です。
- 外観部分がきれいになっているか(廊下やエントランスなど)
- 住民の年齢層はどうか
- ゴミ捨て場が綺麗になっているか
- 近隣の雰囲気、お店はどんなものがあるか
などなど、お部屋をみにいくときに見るポイントはたくさんあります。またこの辺の細かいチェックポイントは後日記事にしていきたいとおもいます。
物件の質も昔より良くなっています。
アパートでも遮音性が高かったり、マンションに負けないような素敵なお部屋もたくさんあります。
あまり固定概念にとらわれすぎず比較検討しましょう。
さいごに
読んでくださってありがとうございました。
少しでもお部屋探しのヒントになればうれしいです。
お部屋探しならキャッシュバック賃貸と
DOOR賃貸がおすすめです!
スーモなどの大手サイトの物件も網羅しているので、キャッシュバック賃貸とDOOR賃貸を通して問い合わせをしてお部屋が決まればお金がキャッシュバックされて引っ越し代に充てることができます!
参考までにご覧になってみてください。
それでは、また。
【お部屋が決まったら安いインターネット手続きをしましょう】
インターネット選びをまるごとサポート!100種類以上の中から一番安いプランをご紹介+【光コラボ比較ナビ】
【お部屋が決まったら最安の引っ越し会社で節約をしましょう】